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2005年10月16日 日曜日

「ぼけーっ」と秋の夜長

 ライブの無かった2年間、自分がどうやって生きてきたのか・・・と真剣に考えてしまうくらい、普通の生活に戻って「ぼけーっ」と暮らしています(苦笑)。いや、公の部分はそれなりにバタバタしているよう(←自分のことなんですが?(苦笑))なのですが、気持ちがね・・・「ぼけーっ」と・・・。(←社会人失格)季節的には、食べることに燃えるもよし、映画や舞台を見るもよし、読書や音楽に浸るもよし・・・ということで、スマさん以外に浮気しようと勤めてはおりますが、ちょっと気を抜くと『組!』やら『器』やら『Clip! Smap!』(←いいとも増刊号の影響)やらなんやらかんやらスマさんのお仕事を引っ張り出して「ぼけーっ」と見入ってしまう秋の夜長。こんな「ぼけーっ」とできる時間もある意味、シアワセ。


 そういえばライブが無くても去年は『組!』漬けで過ごせたんだよな、などと週末の暇に任せて『義経』なぞを見てしまいましたが、大河っていつの時代の誰を描いても「時代の波に翻弄されながら自分の信念に正直に生きようとする人間の人生」を描いていることに変わりはなく、その意味では滝沢・義経を見ていても大きな流れに逆らえない切なさが胸にズシンと響きます。それにしても、去年から時代劇などで誰か斬首のシーンを見るとそのたびに局長の最期の表情を思い出して涙が出そうになるのはかなり困りモノ・・・(苦笑)。


 大河と言えば、『土曜スタジオパーク』には『組!!(←今回のスペシャルには三谷せんせが「!」を二つ付けたらしい)』撮影真っ只中の副長・山本耕史さんがご出演。「一瞬たりとも気を抜くな」とカトリくん(by山本耕史)からも御下命が下っているようですが、カトリさんがどんな顔で山本さんにそんなことを言うのか見てみたいもんです(笑)。今でも仕事以外でふたりが顔を合わせたら、一瞬であの頃の気持ちに戻れるのか、それともどことなくぎこちなさも感じるものなのか興味があるところです。それにしても、撮了から1年。実際に土方が局長と別れてから函館で最期を遂げるまでも約1年くらいだったそうですが、そこまで山本クンに土方を疑似体験させられるようにこの時期に撮影がお膳立てされているとしたら、この番組を作ることに対する作り手の思い入れが感じられますな。そういう熱い番組作りをしている人々がいることが嬉しい。


 さて、最近のスマさんのお仕事と言えば吾郎さんの『飛鳥へ・・・』でございますが、これは号泣するヒトあり、萌え~なヒトあり、かなり盛り上がっているようでございますので、ま、ワタクシごときが吾郎さんの演技やビジュアルについてココで語る必要もございますまい(笑)。いや、もちろんかなり多量の涙を吾郎さまに消費させられたひとりではございますが・・・(苦笑)。
 個人的に記憶に残ったのが右足切断後のリハビリ時の台詞。「大切なことは決して後ろを振り向かないこと」「大切なことは障害を受け入れそれを他の健全な部分で補っていくこと」・・・これは障害を持ったかたのリハビリにだけではなく、すべてのヒトの生き方にあてはまる言葉だと感じました。そして、特に今の自分の身につまされる言葉でもありました。「後ろを振り返ることなく、今の状況を受け入れてその中でベストを尽くせ」と吾郎さんの声にそう諭されているような気がしました。・・・っても日々ちょっとしたことにヘコんでいるワタシは所詮ダメ人間なんですが(苦笑)。

posted by 真琴 at 21:00