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2007年05月26日 土曜日

魔法の万年筆

 昨日の『魔法の万年筆』ソワレを観て参りました。仕事場から劇場まで割と近いので油断して、隣の席の同僚に仕事のことで説教(?)してたら遅刻しそうになって慌てて会社からダッシュ。金曜夜に早々に帰っちゃうなんて、その説教の説得力無いことこの上なし(苦笑)。


 閑話休題。吾郎さんの今年の舞台は、決して華美ではないけどセンスがあって小洒落れてて、口当たりが良くて食べて幸せな気持ちになれる、かつ食べた後に少しビターな隠し味が残るドルチェのような印象。鈴木聡さんのそんな持ち味が、脚本だけなくキャスティングにも音楽にも衣装にもセットにも現れていて、日々イロイロとストレスの多い生活をしている現代人には格好の癒しに、サプリになること請け合いです。最近見た舞台が結構刺激が強めなものが多かったので、観た後にシアワセな気持ちになれるこういう作品の存在はありがたいですね。そして、観た後、万年筆が欲しくなりますよ(笑)。
 さて、吾郎さんですが、芸達者な舞台俳優さんたちの中でも決して引けを取らない好演だったと思います。…いい台詞のとこでカミ気味になってたのがちと惜しかったですけど(苦笑)。役も吾郎さんにぴったりでしたし、ビジュアルも良くてどの衣装もお似合いでした。役者さんが皆さん好演なさっていることも、ビジュアルが良いのも観た後の印象が良いことの大きな要素かもしれないですね。主演の吾郎さんのビジュアルはそういう意味でも芝居の印象を決める上で重要ってことですか(笑)。


 吾郎さんの好演もさることながら、ワタクシ個人的には河原雅彦さんと小林隆さんに萌え~っ。河原さんは舞台でブチ切れた役を演じているところが大好きなので、この舞台の役は文句なし。源さん(…小林隆さんのことは一生「源さん」と呼んでしまいそう(汗))は、芝居中は(しばらく小林さんだと分からなかったくらい)老けてて生活に疲れた笑顔の少ない役を違和感無く演じていらっしゃるのに、一転カーテンコールでは動きも姿勢もシャキシャキしてて満面の笑み。…またもや(源さん時代に経験あり)「この人のお嫁さんになりたい~」と思いました(笑)。もう一度観に行く予定なのですが、また小林隆さんのカーテンコールでの笑みが見られるのが楽しみ~~っ。…あ、吾郎さんの麗しいお姿ももちろん楽しみです。(←いかにもなフォロー(笑))

posted by 真琴 at 19:05