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Essay エッセイ

家族二景 Wed 7 Oct 1998

10月1日の夕方、わたしは東京ドームへと向かうべく、 千葉県内の某駅のホームで電車が来るのを待っていました。
わたしの前には3歳くらいのオトコのコとそのパパとママという家族連れ。
パパとママは多分わたしと同じくらいの年代で、 ママのお腹には2人目の赤ちゃんがいるようでした。
パパと坊やはTシャツにジーンズというラフないでたち。
この時間から家族3人で遊びに行くのかなぁ... などと思って見るとはなしに見ていたのですが、 そのママがバッグからおもむろに取り出したものは、 なんとSMAPのコンサートチケットだったのです。
「おぃおぃ、もしかして目的地いっしょ〜?」(笑)
東京までの車内でわたしの向かいに座ったその親子連れに ついつい目が行ってしまったことは言うまでもありません。

きっとママがSMAPのファンなんだろうな。
でも、このオトコのコもきっとSMAPが好きなんだろうな。
パパは2人に引っ張られて一緒について行くんだろうな...。
あのコ、SMAPの誰のファンなんだろ?中居さんかな? (わたしの周囲では中居さんは妙におチビさん受けがイイので。)
結構可愛い顔してるし、ママは将来Jr.に入れようとか思ってるのかな?
あの歳でSMAPのコンサート見たらどんなふうに感じるんだろ?
それにママのお腹の中の赤ちゃん、胎教でSMAP? 一体どんな子に育つんだろ?筋金入りだよな〜。(笑)

パパに一生懸命話し掛けるそのオトコのコを見ながら、 そんなふうに微笑ましく思っていたら、 あっという間に東京に着いてしまいました。


そして、コンサート終了後、 わたしは神奈川方面に向かう某私鉄に乗りました。
隣には、ドームの最寄駅から一緒だった中学生くらいのオンナのコと そのお母さんらしい女性の2人連れが立っていました。
お母さんはドームで購入したであろう コンサートグッズの入ったバッグを持っていらっしゃいましたので、 同じコンサートを見ていらしたであろうことはすぐに分かりました。
2人が降りる駅まで1時間弱。
すぐ隣に立っていたわたしの耳に2人の会話は断片的に聞こえてきました。
そのオンナのコは普通の学生さんといういでたちでしたが、 聞こえてくる会話はほどほどにイマドキのオンナのコっぽくて、 でもすれた感じはあまりしなくて、 あぁ両親に可愛がられて素直に育ってきたんだろうなぁという印象でした。

聞くとはなしに聞こえてくるそのお2人の会話は、
 母:「慎吾ちゃんのモーニング娘、最高だったね。」
 娘:「うん、そうだね〜。」

っていう感じ。(笑)

娘さんがSMAPのファンなのかなぁ?
でも、年代的にはJr.とかKinkiとかカミセンのファンだよねぇ。
実はお母さんのほうがファンだったりして?
お母さんと一緒にSMAPのコンサートに行けるなんていいよねぇ。

などと思いつつ、電車に揺られていました。


SMAPを通して垣間見た二組の家族の風景。
「こんな家族を持てるなら、結婚も悪くないのかなぁ...。」 などとふと思った独り者でした。(笑)
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私信:逝く夏によせて Thu 1 Oct 1998 (midnight)
[夏コン 東京 最終日]

拝啓

肌をなでる風がすっかり秋のそれになり、 虫の音も聞かれるようになった今日この頃、 いかがお過ごしでしょうか?
私は、この季節になると澄んだ月の光を所在無く眺めつつ、 いろいろと物思いに耽ってしまいます。
だからこんな手紙を書く気になったのかもしれません...。

今年も夏が逝ってしまいました。 わたしの夏もついに今日で終わってしまいました...。
食欲の秋、お洒落の秋、そんな秋は好きだけど、 貴方の大好きな季節が逝ってしまったのは、やはり寂しく感じます。

わたしにとって、今年の夏は本当に慌しく駆け抜けた夏でした。
良いことも悪いことも、楽しいことも大変だったことも、 いろいろなことが波のように押し寄せては去っていきました。

でも、今年の夏の一番の収穫は、貴方と触れ合えたこと。

貴方に触れて感じた「一期一会」の姿勢が今の私を支えています。
この夏貴方からもらった「元気」と「笑顔」で わたしは次の季節も乗り切ってゆけると思います。

この夏初めてお会いした貴方。
この夏メールを下さった貴方。
この夏訪ねてきてくれた貴方。
この夏お酒に付き合ってくれた貴方。
この夏すばらしいステージを見せてくれたSMAPのメンバー、
そして最愛なる香取慎吾様。
すべての貴方に、夏の終わりに感謝の気持ちを込めて。

貴方にとっても私にとってもこの秋が実り多いものになりますように。

敬具

98.10.1 小澤真琴

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SMAPという名の「隠れ家」 Tue 29 Sep 1998
[夏コン 東京1日め]

今日から東京ドーム3Days。いよいよSMAPの夏もクライマックスです。

さて、先日、「ザ・スク○プ」という番組で「30代女性ハマリ現象の光と影」 という特集を放映しているのを見ました。
「それってもしやワタシのこと〜?」(笑)とちょっと興味を持って見ていました。
もちろん「SMAPにハマる」のはその代表格だったようで、 仙台コンサートの様子もちょこっと出ていてました。ラッキ〜!(笑)
その番組によると、ワタシたちみたいなのを 「美少年アイドル症候群」って言うらしいっすよ。(笑)

さて、番組の内容についてここで詳しく述べるつもりはないのですが、 いくつか記憶に残ったキーワードの中に、
 「30代女性がアイドルにハマるのは、仮想現実に居場所を求める行動の結果」
というものがありました。

確かにそういう側面もあるのかもしれませんね。
わたしの場合は、「居場所を求めた」結果「SMAPにハマった」というよりは、 「SMAPにハマった」結果「居場所が出来た」ような気がしますが、 どちらにせよ、「SMAP = 新しい居場所」であることは否定しません。

でも、わたしも含めた大多数のファンにとって、SMAPは居場所のひとつではあっても 決してそれは住処(すみか)ではないと思います。
それぞれの人が、「家庭・家族」あるいは「仕事・職場」そしてそれ以外にも 「趣味」や「友人」などという第一・第二・第三の居場所はすでに持っていて、 その大切さを認識し、それを大事にしている...。
その上で、SMAPは更にそれに続く第四、第五...の居場所なのです。

決して毎日住む「家」にはならない、でも大好きなお気に入りの場所。
そうだなぁ、「別荘」とか「隠れ家」ってとこでしょうか?
例えば、たまの休日に日常を忘れて訪れる海辺の別荘、
あるいは、「スタンドバイミー」に出てくるような大きな木の上に作られた小屋、
あるいは、女ひとりでもふらっと立ち寄れる街角の静かなBAR。

日常に少し別の彩りを与えてくれる「SMAP」という名の「隠れ家」。

先日、学生の頃から大好きだった居心地のいいBARが 無くなってしまったと友人から聞き、寂しい思いをしています。 わたし達に「お酒の飲み方」を教えてくれた想い出深い場所でした。
大人になって「諸行無常」を知ってしまった今では、 SMAPという「隠れ家」が一日でも長く存在してくれることを祈るばかりです。
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木村拓哉の軌跡 Fri 25 Sep 1998

なんだか「血中『拓哉』濃度」高めな今日この頃です。(笑)
秋からのドラマやら、新しいコマーシャルやら、最近発売の雑誌やら... 秋の気配が濃くなってきたと思ったら、拓哉様の露出度も徐々にアップ。
そのせいか拓哉様のファンの皆様のテンションも上がり気味のようで、 それにあてられてしまっているというのが正直なところかな?

最近立て続けに拓哉様の少々若かりし頃のドラマを見る機会がありました。
「あすなろ白書」「若者のすべて」「人生は上々だ」
20歳の拓哉、21歳の拓哉くん、22歳の木村くん。
どんどん「クン付け」が失礼に思えてきて、今ではすっかり「木村さん」が わたしの中で定着してしまうほど、1年ごとに「オトコ」になっていくその姿。
こうやって続けて作品を見てみると、 改めて彼の描いている「軌跡」の美しさに感嘆します。
1作ごとに役者として違う顔を見せ、着実に演じる力をつけて、 見る人にその成長を認識させる。これって、凄いことですよね。

そして、昨夜、「眠れる森」の予告編を見ました。
ほんの一瞬でしたが、これで拓哉様はまたひとつ新しい「軌跡」を創るのだろうなぁと感じました。
だからと言って、今、「あすなろ白書」を見ても、決して稚拙な感じは受けません。
確かに、「あぁ若いなぁ〜。」とは思いますけどね、お肌とかツルツルしてて...。(笑)
でも、今の木村さんに取手クンは演じられませんものね。
どんなに成長しても2度と見せられないその時のベストの自分。
だから、若かりし「木村拓哉」は今見ても実に魅力的です。
「20歳の木村拓哉」は「25歳の木村拓哉」とは違う魅力を持っているから、 だから稚拙に感じないのだと思います。
これは木村さんだけではなく、他のSMAPのメンバーにも言えることですね。
「輝く季節の中で」の中居さんなんかは、今でも大好きっ!

そう考えると、20代前半の自分は一体どうだったろう?
そのときどきにベストの自分をどこかに刻んできただろうか?
目に見えんばかりの成長なんてあの頃の自分にあっただろうか?
...そんなふうに自戒させられてしまいます。(^^;

それにしても、こうして見ると、木村さんってこの秋の「眠れる森」で もう6年も連続で秋クールのドラマに出ていらっしゃるのですね。
あら?「俳優・木村拓哉」は秋〜冬に活躍する「男・広瀬香美」?(笑)
夏の間は「SMAPの木村拓哉」としてコンサートに全力投球して、 そのエネルギーを秋からは「俳優・木村拓哉」としてドラマに投入する。
さすがは、木村さん、いいペースを築いてきているなぁと感心します。
詰め込み過ぎず、ひとつひとつの仕事を着実に、そして彼なりに完璧に...。
ただがわき目も振らずに走りつづける時期を過ぎて、 自分がベストなものを創ることのできる時間配分や力具合を掴んできたのでしょうね。

さて、愛しのダーリン・慎吾クンは21歳。
木村さんが「若者のすべて」に出ていた歳ですね。
多分、今はまだすべてに対してがむしゃらに全力投球...そんな時期でしょうね。
でも、数年後、彼がベストでいられるペースを築いてくれていたらいいなぁと思います。
そうなっていれば、きっと「香取慎吾」はますます「イイ男」になっているに違いないから!
...って、結局は相変わらずの「慎吾バカ」ぶり?(笑)
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