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2013年02月26日 火曜日

改めて「GIFT of SMAP TOUR」回想

 年も明けて早や2ヶ月も経とうとしております。ここのところちょっとばかり若い愛人(笑)に浮気モードですが、とりあえず昨年のスマライブの総括をしてしまわねば浮気にも気持ちが入らない(をいっ!)ということで今さらですが。細かいレポートは各所に落ちていますし、細かくはtwitterでも呟きましたので、ここではざっくりと全体の感想などを。

 最近のスマさんのツアーは最初の完成度がかなり高くて、昔ほど途中で大幅に手を入れることが少なくなったようですが、それでも初日の福岡から味スタまで(札幌はオプション扱い(笑)で改めて。)見る度に完成度が上がっていく感じがして、改めてスマさんたちとスタッフさんたちの手腕と努力を感じたツアーでした。
 でも、完成度が上がっていくその感じはおそらく作り手側だけでなく、リピーターが増えていくごとに上がっていく客席側の盛り上がりと一体感もあるのかなぁ、と今回つくづく感じました。初日福岡ではまだ客席の全員が探り探りで、オープニングのVTRでの歓声が地味だし(苦笑)、『手をつなごう』で客席で手を繋ぐ人もほとんどおらず、その後セットの中にメンバーがハケていったときの「あれ?中居さんのソロまだだよね?これで本編終わりなの?え?え?」という感じやらを思い出すと、東京ドームや味スタあたりでのあの怖いくらいの合いの手とペンライトの動きの揃い方と歓声の凄さとの差が歴然。
 あ、決して初日がダメだったというわけではなく、リピーターを持ち上げているワケでもありません。だって、初日のドキドキ感やツアー前半の手探り感の楽しさは他に変えようがありませんしね。とは言えリピーターが多いスマさんのライブではその人たちがある程度客席のムードを引っ張っていることは否めず、でも、その中でも決して初見の人たちが置いていかれることもないのが最近のスマさんたちのライブの良さなんじゃないかなー、としみじみと思うわけです。
 それって多分最近に始まったことではなく昔っからなんでしょうね、だから、自分も十ウン年前に初めてで馴染めるんだろうかとこわごわ行ったスマさんのライブで「なんだこれ、楽しー、また行きたいー」とすっかりハマってしまったんだと思うのです。
 なんていうオバさんちっくな昔話はこの辺で強制終了。(苦笑)

 さて、今年のセットの作りは不思議なことに決して前方アリーナが美味しいというわけではなく、スタンドも上に上がれば上がったで全体が観られて美味しかったり、見切れでもかなり楽しめたり。私も味スタではその美味しくなさそうな(笑)見切れアリーナや埋もれアリーナでも観させていただきましたが、それぞれの場所でぞれぞれの楽しさを味あわせていただけました。
 スマさんのライブのステージングはジャニーズの後輩くんたちのステージと違って移動距離が短いとか、ファンの近くに行く時間が少ないとか言われてもいるようですが、私は個人的に近くてもメンバーばらばらに手を振って移動してるばかりでは面白くない、群れてなんぼ、踊ってなんぼ、唄ってなんぼ、ショーを観せてなんぼだと思ってしまうほうなので、ステージやセットやライトやバンドさんやダンサーさんたちを含めた総合エンターテインメントを観せてくれるスマライブのステージングが素敵だなぁと思うワケです。出来上がりを見て「大きすぎじゃない?」という慎吾さんに「あなたのオーダー通りですっ!!!」とスタッフさんたちが言い切ったほど頑張って作ったあの巨大ジャングルジムには、よくもまぁここまで極めたもんだ、と思わされずにいられません。

 そして、語らねばならない(笑)慎吾さんのソロ。慎吾ソロには大概手放しで萌えなのは例年のことですが、それにしても今年はハンパなかったですねー。
 慎吾さんのビジュアルも衣装もステージングも・・・登場の「I wanna dance」という囁きから最後のひざまずいた姿まで片時も眼が離せないとはこのこと。この人はどんなにファンのツボを知っているんだろうか、自分自身が一番の香取慎吾ヲタじゃないの?と思うくらいのセルフプロデュース力。福岡では聞こえなかった歌い終わった後の「はぁはぁ」という息遣いをツアー途中からわざと聞こえるようにするところがこの人の凄さなんじゃないかと思うわけで。
 ぴぃちゃんに「ファンを恋人だと思え」と言ったというエピソードには「あなたに恋人扱いしていただいた覚えはありませんが?」と慎吾さんを小一時間問い詰めたいくらいですが(笑)、「もっと格好つけてもいいんじゃない?」というぴぃちゃんへのアドバイスはさすが長年の経験で格好付けどころを分かっているわな、とつくづく。それもこれも中居リーダーの無言の教えの賜物でしょう。(笑)
 そして、その集大成が味スタ2日めのTHE MONSTERSのお披露目といったところでしょうか。それまでの公演での慎吾ソロも素晴らしかったですが、ぴぃちゃんと一緒にステージに上がった慎吾さんはそれまでにない先輩オーラを更に重ね着して、素晴らしく格好良く素晴らしくセクシィに魅せてくれました。さすがにこのときばかりは慎吾ソロが終わって次のVTRが始まってもしばらく茫然自失でしたね。これまでいろんな慎吾ソロのバリエーションを見てきましたが、さすがにここまで魂を持っていかれたことはなかったかも。
 さて、ここまでやってもらっても次はどんな「香取慎吾」という作品を観せていただけるか期待するという。ファンとはげにどん欲な生き物なり。(苦笑)

 最後に札幌オーラスのことを少々。
 もうねー、この札幌はねー、日程の発表の遅さから、年末クリスマス3連休の中一日空けて2公演という日程から、22日の開始時間の変更から、出発前の数日の天気予報とのにらめっこから・・・もうねー、ほんとにねー、DVD発売後の「おまけ」扱いのこの2回公演にしっかり振り回されました。(苦笑)
 そんな感じで大変な苦労をしてたどり着いた札幌ドーム。結果としては、クリスマスメドレーのあのツイードのスーツ姿を見た瞬間、苦労した分を返していただいた気になりましたね。5人とも素敵だったこと、素敵だったこと。
 そして、1日札幌でのんびりした翌日、更にお釣りを貰った気分にしていただいたのがオーラス。このオーラスがまた何事もタダでは終わらないあの方々らしく「昼のいいともに慎吾が出ている!」という壮大な前振り付き。(笑)お友達の車に乗っていたら、ママンからも友達からも「慎吾がいいともに出てる」というメールが次々と。慌ててワンセグで事実を確認し、そこから話題は「慎吾はどうやって札幌にやってくるのか?」「そもそも12時に新宿に居る人が16時に札幌ドームに居られるのか?」ということでひとしきり。どうやらそういう状態があちこちのスマファンの間で展開されていた模様。(笑)そうやって期待(?)を膨らませた結果、慎吾さん待ちで30分遅れのスタート。ま、外タレさんのコンサートなら普通にあったりするけどね。(笑)そこからはMCやらコントやらそこここで遅刻を謝り倒す慎吾さんが気の毒やら愛おしいやら。本当に珍しいものを見せていただいて、たまらなかったですねぇ。フルサイズの構成に加えてクリスマスメドレーもやって、更にゲストさんたちも登場し、最後はご挨拶もあって、トリプルアンコのシャンパンファイトの慎吾さんのクリスマスカラーのおパンツ姿まで延々4時間半。長い、長い、と言われてきたスマコンでも最長じゃないっすかね。いやもうお腹いっぱいいただきました。これだからオーラスはやめられないのよね、と改めて。
 それにしても、天気の動きがちょっとずれていたらライブ自体が中止になってもおかしくないような状況下で、大丈夫なの?とファンをハラハラさせつつ結局なんとかやり切ってしまうスマさんたちの「持ってる」加減を再認識させられた札幌でもありました。

 そんなこんなで、無事にツアーを終了したわけですが、奇跡の札幌(笑)含めてあの恐ろしいスケジュールの中をやり切ったスマさんたちに敬意を。そして、今回もライブやらご飯やらをご一緒してくださった心優しき友人たちに感謝を。
 今回は日程が発表になってからオーラスまで半年以上このツアーに費やしてきたわけで、ほんっとに長かったー。いろいろ大変なこともあったー。でも、やっぱりめっちゃ楽しかったー。そして、ということで、やはり次のツアーもしっかり参加したいなーと改めて思う今日この頃です。・・・とはいえ、今年の夏やる、と言われたらちょっと悩むかもしれませんが。(苦笑)

posted by 真琴 at 01:25 | trackback (0) url: http://sk2.hiho.jp/mt/mt-tb.cgi/33