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2006年04月19日 水曜日

アウェイでアゲアゲ

 先月からJ事務所のアウェイ(=スマ以外のグループ)に足を運ぶ機会が続いております。ま、年度末恒例のTOKIOさんの武道館ライブは年に1度とはいえもう6年めの参加なのでそろそろアウェイという感じでもないのかもしれませんが、ワタクシのなかでは定番曲の振り付けができるようになってもやはりアウェイはあくまでアウェイ。ホームはあくまでスマさんというこの律儀さ。(笑)
 あ、TOKIOライブといえば、私信です。ご報告が遅れましたが、今年の城島リーダーはストレートロングヘアも麗しく、相変わらずサービス精神はメンバーピカイチの旺盛さで実に素敵でしたわよ~。>nっち


 そして、先月、とあるご縁で思いがけなく堂本光一さんの『ENDLESS SHOCK』を見せていただく機会に恵まれました。これがもぅ、終演後に某宴会でお会いしたご友人がたはワタクシの高揚した様子でお察しいただけたと思いますが(笑)、とにかく光一クンの長年の想いが積み重なった「凄い」エンターテインメントを見せていただいたという感じ。その迫力に圧倒されつつも、光一クンの"王子様ワールド"にどっぷり浸れる夢心地の時間でございました。


 で、光一クンだけを見ては片手落ち、というワケではないのですが、ある日突然『ソメイヨシノ』にハマった結果として、ある日突然ENDLICHERI☆ENDLICHERIのライブ会場へ(苦笑)。
 J事務所お馴染みウチワもペンライトも不要のライブという噂は漏れ聞いておりましたし、正直『ソメイヨシノ』という楽曲にハマったワタクシとしては、ペンライトはもちろん、スマライブでは命とチケットの次に大事な双眼鏡も持たず(笑)、素直にミュージシャン・ENDLICHERI☆ENDLICHERIの音楽を楽しむためにみなとみらいエリアへと足を運びました。ま、J事務所所属某すまっぷ(←グループ名出しとるがな)ファンとしては、後輩クンのライブがどんな客層でどんな雰囲気でどんなパフォーマンスを見せるのか、というスパイ的な気持ちもなくはなかったので(笑)、ライブが始まるまではアウェイに乗り込んだ緊張感と不安でドキドキだったことも否めませんが・・・。(苦笑)
 でも、ライブが始まってしまえばそこはもう120%"ENDLICHERIワールド"。不安感なんぞはどこかに吹っ飛んで(苦笑)、ケリーさんの「ゆる~い」感じと「アゲアゲ」な感じにまんまとノセられてしまい、文句なく楽しくて心地良い時間を過ごさせていただくことができました。そこそこ昔からスマファンをやっていればKinkiのふたりはデビュー前から見てきたワケで、『LOVE LOVE あいしてる』で拓郎さんや坂崎さんにギターをイチから習ってる姿なんぞも見ていた記憶がある身としては、思わず「つよちゃ~ん、ギター上手になったもんねぇ~」という感慨もひとしおだったりもするのですが、そんな"近所のオバちゃん"感覚(笑)をも封印してしまう"ENDLICHERIワールド"がそこには展開されていたのであります。客層も初めてのオバちゃん(←自虐・・・)が突然紛れ込んでも浮くほど年齢層が低いワケでもなく、彼女と連れ立って来たらしい男性客もかなり多くて、これまたじゃにーず系の通常のライブとは少々違う空気がありつつ、コスプレのお嬢さんがたもしっかりステージに向かってアピールしてたりもして。リピーターがノリをリードしつつも一見さんが臆する感じもないというようななかなか良い雰囲気の客席でした。

 さて、ライブが終わるまではすっかり"ENDLICHERIワールド"に身を任せていたワタクシではございますが、ライブ終わって気持ちイイ酒飲みつつ(笑)改めて思ったことは、横浜の港の近くという風情のある場所に8000平方m×高さ14mという空間と約2ヶ月間という時間を、自分のために働いてくれるスタッフと自分を見にきてくれる人たち(=ファン)だけを集めて、自分の好きな"音"と"画"と"光"と"色"と"言葉"で埋め尽くしてていいという環境を与えてもらえる堂本剛というアーティストがなんて恵まれているんだろう、ということ。またそこを隅から隅まで"ENDLICHERI☆ENDLICHERI"の感性で埋めつくすことのできる彼の力にも尊敬を覚えました。あれを見せられたら堂本剛クンのファンであれば毎日でも通いたくなるに違いありません。こんな「自由に自分色に染めていい空間と時間」をもし慎吾が与えられたとしたら一体どんなパフォーマンスを見せていただけるのか・・・などという想像をせずにいられなかったりします。不毛と知りつつ。(苦笑)


 そんなこんなで、初めてのアウェイに乗り込んで(勝手に)緊張感感じつつも踊って歌って、見るというよりしっかり参加してきたのですが、割と照れ屋なワタクシがこういうライブの楽しみ方ができるようになったのは、スマさんのライブで「楽しんだモン勝ち」「踊ったモン勝ち」「同じ阿呆なら踊らにゃ損」ということを体得させていただいたおかげだと思うのです。今回のライブも初見にも関わらず周りにつられて照れもなく踊って歌って叫んで飛んで、とメいっぱい楽しませていただきましたもん。これが出来るか出来ないかで人生の楽しみ方ってかなり違うんじゃないかと思ったりするわけです。


 それにつけても、ひと月前にはあの場所に自分が足を運ぶとはまったく考えもしていなかったのですが、それを現実にしてくれた『ソメイヨシノ』という楽曲には改めて感謝しなければならないかもしれません。これも一種の「出会い」というやつでしょうか。なにかと感慨深い春の一夜でした。

posted by 真琴 at 01:03